スペシャルティコーヒーへのこだわり

マメーズ焙煎工房では、スペシャルティコーヒー豆を100％使用しています。ワインで言うならすべてシャトーもの。もちろん農園指定で品種や精製まで素材を吟味しつくしてお客様にご提供しています。ドリップコーヒーやリキッド、水出しパックもスペシャルティ100%です。

この素材の美味しさを存分に楽しんでいただくため、オリジナルレシピのブレンドコーヒーはアフターミックス（豆ごとに別々に焙煎し、後でミックスする手法）を採用しています。また、ドリップコーヒーにはたっぷり10gのコーヒー粉を使用しており、スペシャルティコーヒーの味わいをしっかりとお楽しみいただけます。

日本で「サードウェーブコーヒー」が流行し始めたのは2015年頃ですが、マメーズは2006年の創業当時からスペシャルティコーヒーだけをお届けし続けている、いわばスペシャルティコーヒーの老舗です。

※サードウェーブコーヒー：コーヒーが一般家庭に広まった第1の波から、シアトル系を中心としてエスプレッソが普及した第2の波、それに続く第3の波として、スペシャルティコーヒーを提供するコーヒーロースターが流行したこと。

焙煎へのこだわり

スペシャルティコーヒーならではの豆の個性を引き出すため、マメーズでは豆ごとに最適な焙煎を行っています。効率を追えば短時間の焙煎になるところを何度ものテスト焙煎を経て、それぞれの豆に適した最高の焙煎プロフィールを完成させます。

また焙煎における指標として、豆の表面の色合いよりも豆に加える熱量と時間のプロフィールを大切にしています。色合いでは同じ程度の焙煎に見えても、味わいのバランスは大きく異なるというケースも多くあります。

そのため、マメーズではお好みの焙煎度合いをうかがうことはしておりません。私たちにとって焙煎とは、料理を最高の状態に仕上げる調理と同じものなのです。
その細かいコントロールを実現するため、日本では数少ないイタリア製の熱風式焙煎機を使用しています。

鮮度へのこだわり

コーヒー豆は、焙煎から時間が経てば経つほど酸化が進行し、本来の味わいが損なわれてしまいます。鮮度が美味しさの要であるという意味で、マメーズではコーヒー豆も生鮮食料品と同じであると考えています。

そこで、マメーズでは焙煎から1週間を過ぎたコーヒー豆は販売しないことをお約束しております。また、鮮度を保つためワンウェイバルブ付きの特殊なパッケージを使用し、焙煎日を明記してお届けしております。

ドリップコーヒーやカフェポッドなどは窒素ガスをふんだんに使用し、酸素濃度が１%以下になるようコントロールすることで鮮度を保っています。鮮度がもたらすコーヒーの味わいを、どうぞご体験下さい。

香味へのこだわり

アメリカ発のスペシャルティコーヒーは、フルーティな酸味という新たな概念をコーヒーの世界にもたらしました。日本の多くのスペシャルティ系ロースターでも、浅煎りで酸味を際立たせる焙煎が一般的です。

しかし、マメーズの味づくりは酸味だけでなく、うま味とコクを大切に考えています。日本で生まれたロースターとして、多くの日本人にとって大事な味の要素である旨みとコクがあるコーヒーの方が美味しい！というオーナーのこだわりによるものです。

ぜひマメーズならではのスペシャルティコーヒーの香味をお楽しみください。

よくあるご質問

Q1. 豆はどのように保存したらいいですか？

お届けしたパッケージのままでの保存がおすすめです。
コーヒー豆の香味が劣化する最大の原因は酸化。空気に触れることで豆に含まれる油脂が酸化し、酸っぱくなって味が悪くなるだけでなく胸焼けや胃痛の原因にもなります。
この酸化を防ぐために、マメーズではワンウェイバルブを装着した袋に豆をお入れしています。開封後も密封できるようジッパー付きになっておりますので、お届けした袋のまま冷暗所にて保存してください。

また、基本的には常温での保存をおすすめしておりますが、長期間保存される場合は冷凍庫にお入れください。冷凍庫で保存する場合、出してすぐ袋を開けてしまうと外気との温度差で結露が発生し豆が傷む原因となりますので、ご使用の前日に冷凍庫から出し、常温に戻してからお召し上がりください。

Q2. 賞味期限はどのくらいですか？

半年～1年とされていますが、2週間以内のお召し上がりをおすすめしております。
焙煎後のコーヒー豆にはほとんど水分が含まれていないため、腐敗してしまうことはめったにありません。
しかし、マメーズでは鮮度が美味しさの要と考えておりますので、なるべく新鮮なうち（目安としては2週間以内）にお召し上がりいただくことをおすすめしております。

Q3. 1杯あたり何g使えばいいですか？

マメーズでは1杯10gをおすすめしております。
スペシャルティコーヒーならではの素材の美味しさを実感していただくために、1杯あたり10g程度のご使用がおすすめです。
コーヒーの淹れ方（ハンドドリップ）について、くわしくはこちらをご覧ください。

Q4. 浅煎り、中煎りなど焙煎度合いの表記がないのはなぜですか？

焙煎の細部にまでこだわっているため、焙煎度合いだけでは豆の特徴を表しきれないからです。
浅煎り、中煎りなどの焙煎度合いは、一般的には豆の色味で定義されます。しかし、マメーズでは焙煎の温度や時間など細部にまでこだわっているため、同じ色味であっても焙煎の方法は大きく異なる場合があります。
そのため、単純な焙煎度合いではなく味わいチャートや説明文で豆ごとの味わいをご説明しています。豆選びの際にご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームはこちら

Q5. 初めて購入します。おすすめはありますか？

各種お試しセットをご用意しております。
コーヒー豆、ドリップコーヒーともにお試しセットをご用意しております。
こちらをご覧ください。

Q6. 美味しい淹れ方を知りたいです。

コーノ式ドリッパーを使用したハンドドリップがおすすめです。
スペシャルティコーヒーの味わいを最大限に引き出す抽出方法として、コーノ式でのハンドドリップをおすすめしております。
くわしくはこちらをご覧ください。