エルサルバドル ノンブレ・デ・ディオス農園
甘みと酸味の見事なバランスが味わえるエルサルバドルCOEの登場です。
レモンのような香味と桃を思わせる自然な甘み。
ナチュラル精製だからこその厚みのある味わいが素晴らしいバランスを作り出しています。
どうぞお楽しみください。
内容量 |
120g・250g・500g |
賞味期限 |
製造日より1年 |
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産地情報
エルサルバドル ノンブレ・デ・ディオス農園
マリア氏は、アロテペック・メタパンの美しい山脈を愛していた祖父のフアン氏をあとを引き継ぎ、コーヒー生産者として伝統を継承しています。毎年収穫期になると、その祖父の仕事姿や、子どもの頃の楽しかった夏の思い出がよみがえるそうです。
農園はなかなかたどりつけない場所にありますが、とても美しい場所で、行く甲斐のあるところだといいます。ブナの木やマツの木の茂る山々に囲まれたところでコーヒーの木々は育ち、アロテペック-メタパン地域の中でも最高品質のコーヒーが収穫できます。
マリア氏は先見の明のある生産者で、「コーヒービジネスの長は男性のみ」という、家族のなかでのタブーを破りました。カップオブエクセレンスへも参加を続け、家族全体として常に、コーヒー業界のなかでも世界進出の機会を見据えています。農園の名前は、農園の労働者がコーヒーの木を植えるときに、実がなりますようにと神に祈りながら植えていたことに由来し、「Nombre de Dios」、スペイン語で「神様の名前」と名付けられました。
家族の努力の甲斐もあって、少しずつウェットミルの設備改良も行われ、手を取り合って最善の農法や新しいプロセスへの挑戦など革新と継続的な改良が行われています。
中米のコーヒー生産国のひとつ、エルサルバドルでは2003年からカップ・オブ・エクセレンスが開催されています。
エルサルバドルコーヒーの特徴の一つとして、カツーラなどの高生産性品種の普及が行われず、21世紀に入 ってもブルボンなどの原種系品種の栽培が多く残っていることが挙げられます。さらに同国で開発されたパカマラ品種はゲイシャに次ぐスペシャルティコーヒー専用品種として、エルサルバドルではもちろん他の中米諸国でも栽培が広まっています。